AI活用の基礎
「AIにちょっと相談する」で、
止まってないですか?
ChatGPTに質問する、Claudeに聞いてみる。そこから一段あがって、AIに「仕事を任せる」「自分専用に育てる」「ぜんぶ自動で回す」までを、いちばんやさしく、いちばん具体的にまとめました。
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この記事の流れ
9つの章で、AIの基礎を一気通貫
気になる章から読んでもOK。最後まで読むと、10日間で何が起きるかが体感できます。
01
そもそもAIで、何が変わるの?
まず、いまの世界の温度感から。これが分かると、なんで「やったほうがいい」のかが腹で分かります。
世界でAIに月々お金を払っている人は、いまだに「約0.3%」と言われています。ChatGPTにちょっと質問するだけの無料層も入れて、ようやく数%。つまり「AIを毎日仕事に使ってる人」は、本気でまだ少数派です。
これは怖い話じゃなく、ラッキーな話なんですよね。これからみんなが「AI初心者」として横一線でスタートする時期。だから、ほんの少し先に始めて、なんとなく使い慣れているだけで、もう「教える側」に回れます。
もう少し具体的に。たとえば、今までGoogleで30分かけて調べていたことが、AIに頼むと2分で終わります。会議のあとに議事録を清書する作業も、メールの下書きも、全部AIが先に7割やっておいてくれる。やってみると「30分」って実はけっこう大きくて、1日2〜3回ぶん戻ってくると、夕方に1時間ぐらい時間が浮きます。
ぼく自身、AIに任せはじめてから「同じ仕事量で、夕方の余裕がぜんぜん違う」と感じるようになりました。これは魔法じゃなくて、機械にやれることを機械にやらせているだけなんですけど、その「だけ」が、まだ全人類の数%しかできていないわけです。
この章のポイント
- ●AIを「課金して使う側」は、まだ世界の0.3%。完全に初期
- ●特別な経歴も、長い社会人経験もいらない
- ●少し先に始めて「教える側」に回るだけで、見える景色が変わる
- ●「30分→2分」の小さな短縮を、1日に3回ぶん作れれば、夕方の余裕が変わる
02
AIは結局、どれを使えばいい?
ChatGPT・Claude・Gemini…。最初の迷子ポイントは、ここですよね。
結論から言うと、ぼくはClaudeを「メイン」にしています。なんでかと言うと、文章のリズムが自分に近くて、長い文章を読む・書く仕事との相性がいちばん良いからです。
もちろん、ChatGPTもGeminiも素晴らしいです。ぜんぶ触ってみて「自分の声と合う」と感じたものを、そのままメインに置けばOK。AIは1社にしばられる時代ではありません。
汎用・知名度
ChatGPT
最初の1個には間違いない。画像・音声まで揃ってる。
しゅうへいのメイン
Claude
文章・思考の伴走相手として最強。仕事に「任せる」に近い。
情報量・検索
Gemini
Google検索と連動。最新情報の探索や、リサーチに強い。
「とりあえずClaudeから」と決めたあと、最初の壁は意外と地味なところにあります。それが「インストール」と「ログイン」。ブラウザで使う人が多いんですけど、それだとAIの真価の半分くらいしか使えません。
おすすめは、最初からClaudeの「デスクトップアプリ」を入れること。Wordみたいに、パソコンの中に常駐する形で使えます。フォルダの中身を読ませたり、複数のファイルをまたいで作業させたり、ブラウザ版ではできないことができるようになります。
03
AI活用の4ステップ
ここがこの記事の地図です。あなたがいまどこにいるか、ぜひ照らし合わせてください。
AIの使い方は、大きく4つの段階に分かれます。下に行くほど、自分の手は動かなくなって、AIに任せる範囲が広がっていきます。
- 1
相談する
気になったときに聞く。9割の人がここで止まる。
止まる理由:頭の中で「これ聞いてもいいかな」と検閲してしまう
- 2
任せる
資料・メール・計算を「作って」と頼む。
止まる理由:自分で書いた方が早いと思っている
- 3
育てる
自分専用のAIに、自分の知識や文脈を覚えさせる。
止まる理由:そもそも「AIを育てる」発想がない
- 4
広げる
サイト・アプリ・自動化まで、AIに作らせる。
止まる理由:コードを書ける人だけの世界だと思っている
ほとんどの人は、ずっと「STEP 1:相談する」のままです。これは別に怠けているわけじゃなくて、「次の段階があることを知らない」だけなんですよね。
ここから先こそが、AIの本領発揮ゾーンです。1段あがるたびに「あれ、なんで今までこんな苦労してたんだろう」って思います。これから1章ずつ、ひとつずつ階段をのぼっていきましょう。
STEP 1 / 04
相談する:「そのままAIに聞く」を覚える
意外と知られていない、いちばん地味で、いちばん効く使い方の話。
プロンプト集を集めなくていいです。テンプレートも、最初は要りません。覚えるのはたったひとつ。
「そのまま」聞いてみる。それだけ。
仕事中に「これ、どうやって書こう…」と詰まったら、その状況をそのまま打ち込みます。「上司にこういうメールを返したい。けど、こういう事情があって、断りたい。でもキツくしたくない。考えて」。
敬語じゃなくていい。きれいな文章じゃなくていい。なんなら箇条書きでOK。AIは、こちらの雑な言葉から、ちゃんと意図を拾ってくれます。
よくあるNG → OK
「ビジネスメールの書き方を教えて」
「上司からの飲み会の誘いを、角を立てずに断りたい。子どもの保育園のお迎えがあって行けない。明日も会う相手」
「相談する」を卒業するコツは、「状況をぜんぶ伝えること」。ここを抑えるだけで、返ってくる答えが激変します。
もう少し実例を。たとえば、こんな場面でも「そのまま」聞いていいです。
取引先への返信に困ったとき
「取引先から納期を1週間早めてほしいと連絡が来た。社内的にきつい。でも関係は壊したくない。返事の文面を考えて」
子どもの相談に答えるとき
「小学3年生に『なんで人は死ぬの?』と聞かれた。重くなりすぎず、ごまかさず、正直に答えたい。一緒に考えて」
議事録を整理したいとき
「会議のメモをそのまま貼ります。これを、上司に共有する用の議事録っぽく整えて」(メモをそのまま貼り付け)
自分の頭を整理したいとき
「いまモヤモヤしてる。書き出してみるから読んで、ぼくの本当の悩みが何か3つくらいに分けてみて」
ポイントは「敬語じゃなくていい」「結論を急がない」「箇条書きOK」。むしろ「頭の中の独り言」をそのまま打ち込むくらいで、ちょうどいいです。
プロンプト集に頼ると「自分の状況」が反映されなくて、出てきた答えがどうしても他人事になります。逆に「そのまま」聞くと、AIはこちらの背景を拾って、自分用の答えを返してくれます。
STEP 2 / 05
任せる:「作って」と頼む癖をつける
ここから、AIは「相談相手」から「同僚」に変わります。
「相談する」では、ぜんぶ自分の手で書き直していました。でも本当は、最初から「作って」と頼むべきだったんです。
Word
「議事録のテンプレ作って」「契約書のたたき」
PowerPoint
「来週のプレゼン用、10枚作って」
Excel
「この表から月次グラフ作って」「関数考えて」
メール
「これに返事して」「丁寧版・カジュアル版で」
Wordも、PowerPointも、Excelも、ぜんぶ「話しかけるだけ」で出てきます。コピペで仕事をしてた時代は、もう終わってます。
コツは「完成形を頭で描かない」こと。70点でいいから、まず作ってもらう。出てきたものを見て「ここをこう変えて」と直していくほうが、結果的に早いし、品質も高くなります。
もうひとつのコツは、「やってほしいことを箇条書きで渡す」。たとえばプレゼン資料なら、
任せ方の例(プレゼン)
- ・誰に:来週の役員会で、経営陣5名に
- ・テーマ:新規事業の進捗報告
- ・時間:10分で話せる量
- ・トーン:固すぎず、でもふざけない
- ・含めたい数字:[ここに3つ貼る]
- →「これで10枚のPowerPoint構成を作って」
これでもう、最初の構成は3分で出てきます。あとは中身を磨くだけ。ぼくの感覚だと、資料作成の時間は1/3〜1/5になりました。空いた時間で「中身を考える」「人に会う」「次の打ち手を考える」、本当は仕事のいちばん大事なところに使えるようになります。
動画を一通り見てみて「もっと体系的に学びたい」と感じたら、その次のステップとしてClaudeの教科書がおすすめです。
STEP 3 / 06
育てる:「自分専用AI」をつくる
ここから、他の人の真似ができなくなります。あなただけのAIに育っていく段階。
「任せる」までは、誰でもできます。同じプロンプト集を使えば、似たような出力が得られる。でも「育てる」段階に入ると、状況がガラッと変わります。
自分の過去の文章を読ませる。仕事のフォルダごと触らせる。話し方や、よく使う言い回しを覚えてもらう。すると、AIは「あなたの代わりに書ける同僚」に変わっていきます。
育てる、3つのコツ
- 01自分の文章(noteやブログ)を10本くらい読ませて「この人の声で書いて」
- 02仕事のフォルダごと、AIに見せて状況を理解させる
- 03「ぼくならこうは言わない」というフィードバックを毎回戻す
「育てる」までやると、もう手放せなくなります。自分の頭の延長みたいな存在になるので、AIに月3,000円くらい払うのが、いちばんコスパが良くなってきます。
ぼくの場合、Claudeに自分のポッドキャストの書き起こし、過去のnote記事、メルマガをぜんぶ読ませてあります。すると、こちらが軽くテーマを投げるだけで、ぼくの言い回しで、ぼくの考えで、原稿が返ってくるようになりました。「あ、これ自分で書いたっけ?」と一瞬わからなくなるレベルです。
育てたあとに見える景色は、こんな感じです。
メール返信:自分の声で、丁寧版・カジュアル版を瞬時に2つ出してくれる
SNS投稿:いつものリズムで、勝手にネタが3つ並んでくる
提案書:過去案件を覚えてるので、いつもの構成を再現してくれる
思考整理:「これってつまり、こういうことだよね」と先回りして言ってくれる
「育てる」までやると、もうAIは「検索エンジンの代わり」じゃなくて、「自分の分身」に近づいてきます。これは触ってみないと感覚として伝わらないんですけど、半月もやれば「あ、こういうことか」って腑に落ちます。
STEP 4 / 07
広げる:寝てる間に、仕事が終わっている
ここまでくると、もう「自分が動く」感覚はなくなります。
「任せる」「育てる」が出来るようになると、いよいよ最後の段階に入ります。AIに「ぜんぶの工程を、勝手にやってもらう」段階。
ぼくの場合、朝起きると、前日の音声配信から記事の下書きができてます。動画から自動でテロップが付いた状態で出てくる。さらに、自分のサイトもアプリも、コードを1行も書かずに、AIに作ってもらってます。
ガイド
公式サイトを自分で作るなら ─ /make
プログラミング未経験のぼくが、1〜2時間でサイトを公開するまでの7ステップ。
アーカイブ
テロップ自動化セミナーの録画(学習アプリ)
先日500名満席になった講座のアーカイブを1週間無料公開中。
ここまで来ると、AIで「自分の悩みを解決した経験」そのものが、商品になっていきます。最初は0.3%の中に入るのも怪しかった人が、誰かに教える側に回って、月5万円・10万円と稼ぐ。これが今、世界中で起きていることです。
具体的に、ぼくのまわりで実際に起きていることを書いておきます。
主婦の方:「Claudeで家計簿を自動分析できた」→ ご近所のママ友にも教える → 月3万円のサポート業に
会社員の方:議事録の自動化を社内で広めた → 部署を超えて呼ばれるようになり、社外にも教え始める → 副業で月8万円
個人事業主の方:SNS投稿のAI化に成功 → やり方を教えるオンライン講座にして月15万円
どの例も「自分が困ってたことを、AIで解決した」というシンプルな体験から始まってます。AIスキルそのものよりも、「自分の悩みを誰かと共有できる強さ」のほうが大事です。
ここまでくる頃には、最初の章で「自分には無理かも」と思っていたあなたが、別の人に「いや、できますよ」って言える側に立ってます。これがAI時代の階段の、いちばん面白いところだとぼくは思っています。
08
よくある誤解(4つ)
止まる前に、誤解だけ先に外しておきましょう。ぼくも全部いちど通った道です。
Q. AIって、難しいんでしょ?
難しいのは「AIを作る側」で、「AIを使う側」は、毎月どんどん簡単になっています。スマホでLINEを送るのと同じレベルにすでに来ています。本当に。
Q. 自分には才能がないから無理…
才能、いりません。これからみんなが「AI初心者」として横一線でスタートします。むしろ、いままで真面目に積み重ねてきた経験が、AIに渡せる素材になります。「真面目に生きてきた」こと自体が資産になる、ちょっと不思議な時代に入ってます。
Q. 結局、また流行で終わるんじゃ?
ChatGPTが世に出てから、すでに2年以上。終わるどころか、いまも毎月、できることが増え続けています。少なくとも、いちど触っておかないと判断もできない段階に入っています。「触ってから判断する」だけで、もう周りより一歩先です。
Q. もう周りはみんな使ってる気がする…
気のせいです。SNSで「AIを使いこなしてる人」の発信が目立つだけで、現実には「課金して使ってる」のはまだ世界の0.3%。あなたが今日始めれば、まだ完全に最先端の入口です。
09
読み終えた、あなたへ
ここまでぜんぶ読んでくれて、ありがとうございます。出し惜しみせず、いま伝えられることはぜんぶ書きました。
復習のお誘い
ただ、明日には7割、忘れます。
これは人間の脳のしくみなので、しょうがないんです。
なので、いま読んだ内容を「ぼくが10通に小分けにして、毎日1通ずつメールで送る」というだけのメール講座を、おまけで用意しました。中身はこのページとほぼ同じです。隠してません。
でも、1日1通だと、ちゃんと身体に入るんです。コーヒー1杯ぶんの時間で読める量にしてあるので、無理なく続きます。1日1通×10日で「あ、AIで仕事ぜんぶ変わったわ」のところまで行ける設計にしてあります。
ご登録は無料で、いつでもワンクリックで止められます。よかったら、復習がてら受け取ってみてください。
- 配信予定(毎日1通・全10通)
- 01 Day 1:「AIに相談する」で止まってませんか?
- 02 Day 2:結局、どのAIを使えばいいの?
- 03 Day 3:もっと早く知りたかった、AI活用の3ステップ
- 04 Day 4:9割が知らない地味な使い方「そのままAIに聞く」
- 05 Day 5:コピペをやめる:Word・パワポ・Excelを作ってと頼む
- 06 Day 6:AIにフォルダごと触らせる
- 07 Day 7:自分専用AIを育てる、3つのコツ
- 08 Day 8:寝てる間に仕事が終わるAIの使い方
- 09 Day 9:ここまで来ると、サイトもアプリも作れる
- 10 Day 10:自分の悩みが解決できたら、それが月5万円になる
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FINALLY
読むだけで終わらせない、いちばん楽な方法。
それが、毎日1通ずつメールで復習することです。10日後には、もう「AIを使う側」になっています。